座頭市 THE LAST - Wikipedia (via cornpt
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この前、私はCDを買った。私は店に入り、目当てのCDを見つけ、カネを払い、店を出た。私は一度も、ライセンスに同意して署名することを求められてはいない。ソフトウェアによくある、購入後のライセンスへの同意もないのだ。単に、モノに対してカネを払っただけだ。
「違う」と音楽業界はわめく。「あなたは署名してはいないし、我々には証明することもできないが、ライセンスに縛られているのだ」と。
まあいい。仮に今、私が今まで買ったすべてのCDに対する、個人利用のライセンスを持っていたとしよう。私は、それを利用できるのだから、いいことだ。私が10年前に買った、あるCDは、傷がついていて、五つの音楽が再生できなくなっている。幸運なことに、この問題は、単に物理的なメディアの問題に過ぎない。そもそも、私は個人利用のライセンスを持っているのだから、コンテンツを再取得できてしかるべきだ。第一、これは単なるデジタルデータであるし、今となっては、ほぼノーコストで複製生産できるのだから。
「違う」と音楽業界はわめく。「あなたは製品を買ったであって、ライセンスを買ったのではない。無料で交換をすることはできない。もう一度買い直さなくてはいけないのだ。その場合、あなたはもう一度、おなじライセンスに同意したことになる。その物理的なメディアが存在する限り」
Pixivで現代アートが爆発した件について。リアルタイムでの推移はTogetterのまとめに詳しいけど、ここにいたるまでの経緯を大雑把に要約すると、
カオス*ラウンジ所属の梅ラボ氏のコラージュ制作が問題視される、所謂「キメこな騒動」が起こる。
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ふたば&4chanをはじめとする多方面から反発を受けたカオス*ラウンジは、「ネット上にある画像は勝手に使わせてもらう・勝手に使うことについては謝らない*1」「梅ラボ作品がNGなら同人だってNGでしょ*2」と開き直る。
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これにより、カオス*ラウンジは、ふたばや4chanに留まらず、ネット上で活動している全ての創作者に対して作品の無断使用を実行しうる脅威になる。
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twitter上などでこの件に関する議論が進むものの、意味のある対外的アクションをカオス*ラウンジが一切しないため、騒動は鎮火せず。
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そんななか、水面下で、匿名コラ職人らが活気付き始める。というのも彼らは元々、どっかのおっさん(身元不明の実在人)の写真のコラージュという許されざる遊びを続けてきた層だったのだが、今回の一件でカオス*ラウンジが「ネット上の画像は自由に使ってよい」という意味の主張をしたため、「(他はともかく、そのような主張をしているカオス*ラウンジは自身にもその主張が適用されることを織り込んでいるはずなのだから)少なくともカオス*ラウンジに関する画像については勝手にコラしても怒られないんだ!許された!」と認識し、カオス*ラウンジのメンバーの写真を使ったコラ画像をものすごい勢いで量産し始めたのである。
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それから1ヶ月半ほどが過ぎた先週末、Pixivの運営に対し、2つのアカウントについて規約違反の疑いを問う通報が行なわれる。1つは梅ラボ氏のアカウントであり、他者の著作物を切り貼りしたコラージュが彼の作品として登録されていた。もう1つのアカウントは全く別のユーザのアカウントだが、こちらも同様に他者の著作物を利用していた。
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通報の結果、後者のアカウントは停止されたが、梅ラボ氏のアカウントはそのまま残る。もともとPixivはカオス*ラウンジと懇意にしていたような経緯があり、これはPixiv運営による特定ユーザへのエコヒイキなのではないかと疑われ、ユーザの反発を買う。
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ユーザの反発を嫌ったのか、停止されていたアカウントが復活する。
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アカウント復活の報を知ったコラ職人たちは「Pixivはコラージュ作品を登録していいんだ!許された!」と認識し、これまで作り貯めてきた、カオス*ラウンジメンバーの写真のコラを、次々とPixivに登録し始める。これらの画像には「現代アート」のタグが付く。
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現代アートタグが付いた画像が短期間のうちに大量に登録されたことから、現代アートタグの閲覧数が急上昇するなど、Pixivで現代アート大爆発。
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Pixiv運営が現代アートタグの百科事典ページを無効化し、登録された作品をどんどん削除し始める。削除基準は不明。巻き添えで削除される人も出た模様。
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ここへきて、カオス*ラウンジの幹部である藤城嘘氏が「自分の肖像権を侵害されるのは不快だから削除依頼を出してる」とか言い出す。自分達も他人の写真使って作品を作ってるのにね。
ここで重要なポイントを指摘しておくと
何が原因だったかと言えば、「ネット上の画像は勝手に使っていい」などと主張するべきではなかったし、コラージュを登録しているアカウントはたとえ懇意のユーザだろうと停止すべきだった、ということに尽きるでしょう。
どう見ても自業自得。
◆合法に転身した? 違法サイト
消えてもすぐに新たなものが立ち上がる違法アップロードサイト。中には、どういうわけか合法サイトに転身を遂げたものもある。
それが、動画配信サイト「クランチロール(http://www.crunchyroll.com/)」だ。
2006年にカリフォルニア大学バークリー校の出身者らによって立ち上げられたこのサイトは、アニメの違法アップロードサイトとしては異例の急成長。それに目をつけた投資家によって本格的な収益事業を目指すことになった。それは、権利者とライセンス契約を結び合法サイトに転換することだった。09年に日本法人を設立すると、まずテレビ東京との契約に成功。さらに、GDHや東映などとも契約を結ぶに至った。
「当初は、合法だと言いながら違法な動画を混在させていたこともあり、不信感はぬぐえない。それにクランチロールの成功例が、ほかの違法アップロードサイトを正当化する口実となっているんです」
さらに問題なのは、総務省が同社に「お墨付き」を与えてしまっていることだ。同社は昨年開催された、総務省が後援するデジタルメディアのイベント「第15回AMD Award ‘09」にて「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’09年間コンテンツ賞/優秀賞」を受賞。いわば、日本政府が存在を公認したかのような構図になっている。このことが、ほかのサイトに「彼らも最初は違法だったのだから、いいじゃないか」という意識を蔓延させている。
性善説で考えれば「改心した」と思いたいところだが、同社からはどうもグレーな印象が漂う。たとえば、同社がどうやって収益を上げているのかも謎だ。今年5月から「黒字化した」と公表しているが月600万人のユニークユーザー(公称)に対して、月7ドルの有料会員は、わずか2万人(公称)にすぎない。そのような企業と、テレビ東京や東映などの大手コンテンツホルダーが手を結び、出資している理由があるとすれば、幾ばくかの出資でアメリカに公式配信サイトをつくり違法サイト撲滅の一助にするという利便性だろう。
いずれにせよ、同社の行いは「成功」というよりも「やったもん勝ち」の印象がぬぐえない。今年6月には凸版印刷の子会社で携帯コミック配信の大手・ビットウェイが同社に75万ドルを出資したことも報じられている。
「合法化」したとはいえ不安の残る外資ベンチャーに期待せねばならぬほど、日本のコンテンツホルダーは追いつめられているのだろうか。
「やったもん勝ち」なんて当たり前! 海外マンガ・アニメ違法投稿サイトの実情 - 日刊サイゾー
関連
収益について、この関連の2番目の記事(2009年3月19日掲載)で以下の記述があった。
“クランチロールでは、広告付きの無料ストリーミング、有料登録型のストリーミング配信、ダウンロード販売、キャラクターグッズ販売の4つのビジネスモデルがある。平均6ドル払っている有料会員1万4000人強が、同社のビジネスの柱になっている。”
(via syoichi)
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とのことだけど、実際は「あらゆるファンサブサイトが公式のお許しを得てビジネス化したくてたまらないまま違法配信を延々続けていて、ようやく念願を果たしたのがCrunchyrollだった」というのを英語圏ファンダムをウロウロしてた自分はリアルタイムで見てきてたわけで。
「やって勝てた」のはCrunchyroll一社のみで、「やったもん勝ち」というのとは違う印象があるなあ。